筋肉がどの程度働いているのかを知る手段の一つが「筋電図」です。筋肉が活動する際に生じる電気信号を捉える方法で、筋電図の振れ幅はその筋肉が出している力に比例します。

筋電図を読み解く際のポイントは2つ。波形の振れ幅・波形の高低差です。波形の振れ幅、強い力を出すほど振れ幅の山は大きく、力が抜けると平たんになります。

これで1回1回をフルパワーに近い状態でおこなっているかが判断できるというわけです。続いて波形の高低差です。筋トレの動作は力の抜ける切り返しがある為、どうしても力に強弱が出ますが、出来るだけ一定に保つ事が重要です。

山と谷の高低差が小さい程、筋肉が力を出し続けているという証拠です。筋肥大の効果は高まります。